昨日のイベントでお客様からこんな質問をされました
「着物を着たらどうやって立てば良いんですか?」
いつもなら絶対考えないこと
普段は立ち姿すら意識しないのに
着物を着た途端気になる
不思議ですね
どうしてこんなことを思うのか
それは着物という布を通して自分のカラダを意識できるから
多分これをお読み頂いている誰もが
洋服を着ていると思います
そこでちょっと動いてみてください
布の動きを感じることができますか?
洋服、特に日常着は着心地重視
動きやすさ重視
だからカラダの動きに合わせて布が動いてくれます
だから良い姿勢でも
たとえ姿勢が崩れても
着ている服からそれを感じる事はできません
ところが着物は違います!
伸縮性のない布はカラダの動きを敏感に察知します
例えば、「肩が上がる動き」
これは肩こりの原因にもなる動きです
洋服の場合は肩が上がっていても
肩に力が入っていても気づきません
だから、肩がこるのですが・・・
でも着物を着て肩が上がると
帯で抑えられた布が引っ張られて
すごい違和感が生まれます!
なのですぐに肩が上がったことに気づき
すっと下げることができます
結果、肩周りがいつもリラックスしているので
肩がこることもありません!
着物のこんな素晴らしい機能を発見するたび
私はニンマリしているのです^ ^
さて、冒頭にも書いた
着物来た時どうやって立てばいいのか
着物を着た時ぜひやってみてください
↓ ↓ ↓
一度、肩甲骨を上にあげて
それを帯の上に乗せるようにしてみてください
すごく簡単にいい姿勢が出来上がって
そして楽に立つことができます^ ^
着物に慣れていないと
着ているだけで緊張して
疲れた!
肩が凝った!
なんて話を聞くことがありますが
着物を信じて
着物に任せて立ってみて下さい
着物のイメージ
着物との付き合い方が変わると思います♪
こんな着物知らない世界
私とお話ししませんか^_−☆
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